きっかけ
就職活動では進路を決めずに、父の提案を受け、私は留学の道を選びました。最初はカナダでの一年間限定の留学のつもりでしたが、現地での学びや出会いが私の視野を広げ、経験を積む中で新たな可能性に気づきます。留学を経て得た自立心や挑戦する姿勢は、その後の北米での仕事を選ぶ原動力となりました。こうして、父の一言が私の人生の方向性を変える大きなきっかけとなり、現在の私の価値観や行動力の礎を築くことになったのです。
北米への留学スタート
北米への留学では、自分で学びたいタイミングで学びたいことを学ぶ同世代の学生たちに出会いました。彼らは学問だけでなく、生活や金銭面も自分で徹底して管理しており、その自立した姿は強く印象に残りました。自由に学ぶ彼らを見て、当時の私は自分も自立していて自由であると錯覚していました。しかし、実際には親の枠や環境の中で生きている自分に気づきます。この経験が、今の私の価値観や学ぶ姿勢の礎となっています。
日本語を教えます
カナダでは語学学校に通い、世界中から集まった同世代の学生たちと出会い、自然と国際的なネットワークが広がりました。その一方で、日本語を教える仕事にも挑戦しました。いくつか応募する中で、カナダ大使の家族に日本語を教える仕事に受かり、週2回の勤務で月30万円ほどを稼ぐことができました。運も味方しましたが、この経験を通じて「仕事は挑戦すれば何でもできる」と実感。自分の能力を信じ、行動することの大切さを学んだ、私にとって大きなターニングポイントとなった出来事です。
スキーインストラクター
カナダ滞在中にスキーのインストラクター免許を取得し、父とともに「スキーESL」というプログラムを立ち上げました。これは、大学生が卒業前にスキーを楽しみながら英語を学べる場を提供することを目的としたもので、教育とスポーツを融合させた新しい挑戦でした。同時に、父の会社で社員として働いていました。スキーを通じて教える経験は、何でも自由に学ぶ力と責任感の両方を養う経験になったと思っています。
パイロット免許
雪が終わった頃、22歳でパイロット免許を取得しました。空に出ると、周囲には何もなく、自分がどこにいるのかも分からない不安と恐怖がありました。しかし、その分だけ広がる自由を強く感じることもできました。孤独で怖い体験は、人のありがたみや支えの大切さを改めて実感する瞬間でもありました。そして自由に飛ぶためには、自分で判断し、自分で管理する責任が伴うことに気づきました。この経験は、私の価値観や行動の基準、自由と責任の意味を深く学ぶ大きな出来事です。




